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中国株が買える証券会社を手数料の安さで比較




中国株の証券会社選びなら手数料も重要

中国株を購入するためにはまずは中国株を取り扱っている証券会社に口座を開設することから始めなければなりません。しかしながら中国株を取り扱っている証券会社の数も多いので、そこからどこを選べばいいのかは迷うところです。証券会社を選ぶのに重要なのは手数料の安さです。そこでここでは各証券会社の手数料体系と、購入金額ごとに実際にかかる手数料を見て行き、どの証券会社が最もお得なのかを検証していくことにします。


中国株取引の手数料について

手数料の種類

証券会社を選ぶ上で取扱銘柄数とともに重要となってくるのは手数料の安さです。そこでまずは中国株を取引するためにはどのような手数料がかかるのかについて解説します。中国株の取引では主に次のような費用がかかります

◎中国株取引にかかる費用
   ・国内証券会社に支払う委託手数料
   ・現地証券会社に支払う手数料
   ・印紙税等諸経費
   ・為替手数料
   ・税金

印紙税等諸経費は現地証券会社に支払う手数料以外でかかる各種経費です。印紙税、取引所税、名義書換料などからなります。為替手数料とは日本円を1香港ドル、1アメリカドル、1人民元に交換する際にかかる費用のことです。税金については日本株の取引と同様にかかります。くわしくは配当と税金をご覧ください。

手数料は市場ごとに異なる

中国の株式市場は香港市場(約2000銘柄)と中国本土市場である上海市場、深セン市場の大きく3つに分類できます。本土市場は中国人向けのA株と外国人が投資できるB株の2種類あり、B株が50銘柄ほどなのに対しA株は1000銘柄以上と取引できる銘柄数が圧倒的に違います。ただし上海A株は上海・香港株相互取引スタートにより外国人でも取引可能です。詳しくは上海A株市場の銘柄が購入できる証券会社は?をご覧ください。上海A株がネットで取引できるのは内藤証券と楽天証券の2社です。

中国株の市場の種類

中国株取引の手数料は各市場ごとに異なります。それでは各証券会社のそれぞれの市場の手数料体系について見て行くことにします。


各証券会社の取引費用(100万円以下) (2017/08/16現在)



内藤証券
内藤証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A
0.50%
0.432%(買付のみ最低540円)
0.05% ※1
人民元
片道20銭
上海B
0.50%
0.078% ※1
米ドル
片道50銭
深センB
0.50%
0.0821% ※1
香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
(最低50HKD)
0.1077%
※1 売却時のみ印紙税分の0.1%がプラスされます。

内藤証券では中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。取扱い銘柄数は中国本土株と香港株どちらも非常に豊富です。特に上海A株の取り扱いは国内証券会社では最も多いです。本土株の手数料は取引金額が1万円〜20万円台での取引でお得です。香港株の手数料は他社と比較するとそれほど安くはありません。香港市場の手数料は他社よりも割高なので香港市場は楽天証券やSBI証券、マネックス証券を利用し、中国本土市場は内藤証券を利用するなどして投資する市場ごとに使い分けるといいでしょう。

内藤証券は120万円の購入分まではその譲渡益や配当が非課税となるNISAにも対応しています。香港だけでなく上海や深セン市場も取引できて中国株もNISAに対応しているのは内藤証券だけです。中国本土市場の取引がメインの方はこちらでNISAを開設するのも選択肢の一つです。




アイザワ証券
アイザワ証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海B
0.25%
(最低1USD)
一律2160円 0.05687% ※1 米ドル
片道50銭
深センB
0.25%
(最低5HKD)
0.05687% ※1 香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
(最低75HKD)
0.1077%
※1 売却時のみ印紙税分の0.1%がプラスされます。

アイザワ証券も中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。本土株の手数料は他社と比べると1万から20万円辺りの少額取引では割高ですが、50万円以上と取引金額が大きくなってくるほど手数料はお得になってきます。香港株の手数料は他社と比較するとかなり高めです。




東洋証券
東洋証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海B
0.50%
0.432%
0.05687% ※1 米ドル
片道50銭
深センB
0.50%
0.05687% ※1 香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
最低20HKD
0.1077%
※1 売却時のみ印紙税分の0.1%がプラスされます。

東洋証券は中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。本土株の手数料は他社と比べると10万から20万円と少額の取引でお得です。香港株の手数料は他社と比較するとそれほど安くはありません。なお東洋証券の最低取引金額は日本円換算で10万円からとなっています。またこのほか東洋証券では口座管理料として年間3,240円がかかります。




楽天証券
楽天証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A株
0円
10万円まで540円、10万円超100万円未満0.54%、100万円以上5400円 0円 人民元
片道20銭
香港
香港ドル
片道15銭
楽天証券は香港株と上海A株市場の銘柄を取り扱っています。香港株は1万〜10万円の少額取引では他社と比較しても割安の手数料です。15万〜150万円台の取引だとSBI証券やマネックス証券と比べると手数料はやや高めです。手数料の上限が設定されているので、200万円を超える規模の取引になると最も安い手数料になります。上海A株市場も香港市場と同様の手数料体系なので、こちらも他社と比べてお得です。香港市場なら少額と高額の取引で、上海A株は全般的に手数料がお得な証券会社です。

取り扱い銘柄数は約500と内藤証券やSBI証券の1500近い数と比較すると劣ります。しかしながら500はあるので定番の銘柄から人気の銘柄はしっかりと抑えています。上海A株は内藤証券の600近い数と比較して250と少なめですが、手数料は楽天証券の方がお得です。

楽天証券はNISAにも対応しています。楽天証券は国内株や米国株も取り扱っており、手数料も安いのでこちらでNISAを開設するのも選択肢の一つです。




SBI証券
SBI証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

香港
0円
0.2808%(最低50.76香港ドル) 0円 香港ドル
片道15銭
中国株は香港市場専門のSBI証券ですが、香港市場の取引では少額でも高額でもどちらも他社と比較すると割安の手数料体系となっています。1万〜10万の少額での投資でも、10万〜100万の中規模での投資でも100万円以上の高額の投資でも、他社と比較するとかなり割安な手数料体系です。

手数料の上限も設定しているので購入金額が200万円以上の高額投資では投資金額が大きくなるほどさらに他社よりも手数料はお得になります。香港市場への投資がメインで手数料を重視するなら特におすすめの証券会社です。取り扱い銘柄数も1400銘柄以上と非常に豊富です。

SBI証券もNISAに中国株は対応しています。SBI証券は香港市場の取り扱い銘柄数も多く、手数料も安いので、香港市場を主に取引するならこちらでNISAを開設するのもいいでしょう。




マネックス証券
マネックス証券のトップ画像
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

香港
0円
0.27%
最低48.6香港
ドル
0円 香港ドル
片道15銭
マネックス証券はもともとは手数料ではSBI証券や楽天証券に劣っていたのですが、2017年7月31日の手数料改定で、少額取引から高額取引まで両社に並ぶだけでなく、さらに多くの価格帯で両社よりも安い手数料を実現しています。香港市場の手数料で見ると非常におすすめの証券会社の一つだといえます。

マネックス証券ではNISAに中国株も対応しています。




各証券会社の特徴

各証券会社ごとに手数料体系が異なる

内藤証券やアイザワ証券、東洋証券などの中国本土株と香港市場の両方で取引できる証券会社では、国内手数料、現地手数料、印紙税等がそれぞれ別々の設定になっていて、それらを合計した金額が最終的な手数料になります。一方香港市場の取引だけができる楽天証券とSBI証券、マネックス証券はシンプルに国内手数料のみの手数料体系となっています。もちろん印紙税等もかかりません。取引金額に国内手数料率だけかければいいので計算も楽です。

中国株証券会社各社の手数料体系

購入金額ごとに手数料を比較

このように手数料体系がシンプルなものから複雑なものまで証券会社ごとにことなるので、どの証券会社が手数料が安いのかを比較しづらくなっています。そこで購入金額ごとに各証券会社の手数料を計算した一覧表を作成してみました。まずは100万円以下での各購入金額ごとの手数料の一覧です。1HKDは14円で、1USDは110円で計算し、小数点は四捨五入しています。為替市場の動向などにより日本円に換算した手数料の金額も変わってる来るので、実際の手数料との差も生じるものと思われますがあらかじめご了承ください。


香港市場の購入金額別手数料一覧(100万以下) (2017/08/16現在)

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
1,2501,2931,3471,509
アイザワ証券
3,2203,2633,3173,371
東洋証券
--8191,184
楽天証券
540540540810
SBI証券
710710710710
マネックス
証券

680680680680

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
1,7793,9487,897
アイザワ証券
3,4253,9485,737
東洋証券
1,5793,9497,897
楽天証券
1,0802,7005,400
SBI証券
7101,4042,808
マネックス
証券

6801,3502,700

まずは香港市場を見ていきます。香港市場では10万円以下なら楽天証券が最も安く、次いでマネックス証券、SBI証券が続きます。10万円以上になるとマネックス証券が最も安く、100万円代までずっと両者が1位、2位をキープしています。10万円から200万円台の範囲だとこの両社が手数料は他社に大きく差をつけています。自分がよく購入する株の価格帯を想定し、その価格帯で最も安い手数料となる証券会社を選ぶといいでしょう。ほかにも楽天証券、SBI証券、マネックス証券の口座を開いておき、自分が購入する株の金額に応じて各証券会社を使い分けるというのもありです。


上海B株、深センB株市場の購入金額別手数料一覧 (2017/08/16現在)

上海B株市場

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
5978281,1171,515
アイザワ証券
2,2752,3132,1662,620
東洋証券
--9881,483

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
2,0205,05010,100
アイザワ証券
2,7733,6945,228
東洋証券
1,9774,9449,888

上海市場において小額取引では東洋証券と内藤証券が安く、50万円を超えてくるあたりで今度は国内手数料が定額制のアイザワ証券が手数料が最も安くなります。

深センB株市場

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
6088811,2221,711
アイザワ証券
2,2452,3632,5662,770
東洋証券
--1,0881,633

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
2,2825,70511,410
アイザワ証券
2,9734,1946,228
東洋証券
2,1775,55510,888

こちらも上海市場と同じような結果となります。


手数料上限設定のメリット

手数料上限設定は取引金額が大きくなるほど有利に

手数料に上限が設定されている場合には、取引金額が大きくなるほど手数料の割合は小さくなります。これは取引金額が大きくなるほどメリットを発揮します。手数料定率制の取引体系では一見低い手数料率でも取引金額が低いうちは小さな金額ですが、取引金額が大きくなるのに比例して手数料も増加します。対して手数料が一定もしくは上限が設けられている場合はそれ以上は高くならないので、取引金額が高くなればなるほど全体に占める割合も小さくなり割安となるのです。

手数料の定率制と定額制の違い

楽天証券とSBI証券、マネックス証券は手数料上限あり

楽天証券とSBI証券、マネックス証券は手数料に上限額を設定しています。取引金額が大きくなっても手数料が上限額以上になることはありません。高額取引をされる方にとってみれば非常にお得な手数料体系だといえます。以下に3社の手数料率と上限額を掲載します。

手数料が定額もしくは上限設定のある証券会社
証券会社手数料上限印紙税等
楽天証券0.54%5400円含む
SBI証券0.2808%507.6香港ドル含む
マネックス証券0.27%486香港ドル含む


香港市場の購入金額別手数料一覧(100万以上) (2017/08/16現在)

証券会社100万円150万円200万円300万円500万円
内藤証券
7,89711,57515,25422,61136,245
アイザワ証券
5,7377,5259,31412,89120,045
東洋証券
7,89712,11515,79423,69137,865
楽天証券
5,4005,4005,4005,4005,400
SBI証券
2,8084,2125,6167,1067,106
マネックス
証券

2,7004,0505,4006,8046,804

取引金額が大きくなるほど差が広がる

一覧表にしてみると一目瞭然で100万円台、150万円台ではSBI証券とマネックス証券が手数料の安さで頭一つ抜けています。200万円台になると楽天証券、SBI証券、マネックス証券が横一列に並び、そこから上の金額では楽天証券が最も手数料が安くなります。それでも3社とも他の証券会社が200万〜500万の取引で10000〜30000円台の手数料になるのに対し、4000〜7000円で済むので非常にお得だといえます。

取引の上限単位は

それでは実際に高額取引では1回にどのくらいの金額まで取引できるものなのでしょうか。 楽天証券では1回の取引の上限は発注単位が3000単位もしくは200万香港ドル(2800万円)、マネックス証券は3000単位もしくは300万香港ドル(4200万円)、SBI証券では3000単位となっていました。1単位というのは取引できる最低限の株式数のことで、デンウェイ汽車(00203)の場合2000株が1単位となります。3000単位なら600万株になります。1株が3.0香港ドルとすると600万株で1800万香港ドル(2億7000万円)となります。取り扱う銘柄にもよりますが3社とも少なくとも300万円とか500万円で売買制限をしているわけではないという事がわかります。


まとめ

香港市場でおすすめの証券会社は

各証券会社の手数料体系や、購入金額ごとの実際の手数料などいろいろと見てきましたが、それでは実際にどの証券会社を選べばいいのかを簡単にまとめてみたいと思います。

まずは香港市場についてですが楽天証券、SBI証券、マネックス証券のいずれかを選ぶといいでしょう。購入金額ごとに最も手数料が安くなる証券会社は3社でことなりますが、どの価格帯でも他の証券会社と比べてこの3社はかなり割安です。特に3社は印紙税等まで込みで手数料の上限が設定されているので、500万、1000万単位となる投資家であれば、手数料が他社と比べて圧倒的に割安になるのでおすすめです。

楽天証券SBI証券マネックス証券

本土市場でおすすめの証券会社は

次に上海B株、深センB株市場でみた場合は、まずはこの市場を取り扱っているのは内藤証券とアイザワ証券、東洋証券の3社なので、この3社の中で選ぶことになります。購入金額が20万円台程度の小額取引がメインであれば内藤証券と東洋証券がおすすめです。50万円を超えてくるような金額になると定額制を採用しているアイザワ証券が手数料が最も安くなるのでおすすめです。

内藤証券東洋証券アイザワ証券


NISAもチェック

配当や売却益が非課税にる

NISAとは少額投資非課税制度のことで、株や投資信託で年120万円分まではその譲渡益や配当に税金がかからなくなる制度です。非課税は5年間です。120万円の購入枠はその年で使い切らなければなくなりますが、翌年新たに120万円分の購入枠が設定されます。毎年利用すれば最大で600万円分の非課税枠が利用できます。

NISAの非課税期間と口座開設可能期間

NISAに中国株も対応している証券会社は?

NISAを利用する場合はNISA対応口座を開設する必要があります。NISAに中国株も対応しているのは内藤証券と楽天証券、SBI証券、マネックス証券の4社です。NISAは1人1口座しか開設できないので、最もよく利用する証券会社で開設するといいでしょう。NISAについてはNISAと中国株、2016年から年120万円にでも詳しく解説しています。


株式を移管する場合の手数料は?

現在株式を保有していて、別の証券会社の方が手数料が安いのでそちらでまとめて管理したい、もしくはNISAを活用したいので使う証券会社をまとめたいなどの場合に株式の他社への移管が便利です。移管では持ち出す方の証券会社で手数料がかかることが一般的です。例えば内藤証券では1080円の手数料が、アイザワ証券では8640円の手数料がかかります。手数料を設定して他社に株式を持ち出されたくないというのが本音ではないでしょうか。

そんな中楽天証券とSBI証券は太っ腹で移管手数料は無料にしています。自社のサービスや手数料体系を充実させることで他社への移管を抑えようという心意気の表れだとも取れます。株式の移管手数料については中国株の株式移管手数料についてでも詳しく解説しています。





最終更新日 2017/08/16
公開日 2006/05/05
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