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中国の高速道路(有料道路)業界について




高速道路業界の歴史

高速道路の距離延長の推移

中国の高速道路の歴史もまだ日は浅く、1988年に上海=嘉定の間に建設されたのがその始まりです。当時は522キロメートルだった総延長距離も、1999年10月に1万キロメートルを達成して世界第4位となり、さらに2年後の2001年には1万9千キロメートルを突破してアメリカについで世界第2位の規模にまで拡大しました。2002年度は2万5100キロで、1万キロを突破してからというものその勢いは加速度的にましてきています。この間に政府が支出してきた資金も莫大で1998年から毎年2000億元もの巨費をインフラ整備に投じてきました。

ところで日本の総延長距離はというと約7千キロメートルで、アメリカ、中国、ドイツについで4位です。

遂に高速道路が10万キロの大台を超える

高速道路も2006年になるとその総延長距離は45,400キロメートルに、2009年には65,000キロにまで達しています。さらに最近のデータを見ると2012年には96,200キロになり、2013年にはついに10万キロの大台を超え104,400キロメートルに達しています。そこから2014年には111,900キロメートルで、2015年は117,000キロメートルとなっています。

年度総延長距離
200225,100
200645,400
200965,000
201296,200
2013104,400
2014111,900
2015117,000


中国の高速道路網の整備計画

7918網とは

中国の高速道路網は2005年1月13日に交通部が公布した「国家高速公路網企画」である「7918網」をもとに勧められています。この計画では7本の放射線、9本の縦断線、18本の横断線をその骨子とし、それぞれの数字を合わせて「7918」と呼ばれています。7918網以前は五縦七横といって南北5本の幹線、東西7本の幹線を整備する計画でしたが、後に7918網計画へと改変されました。

番号の割り当て

高速道路は国家高速(Guojiagaosu)という統一の名称で呼ばれ、各高速道路には頭文字のGを頭につけてそのあとに数字が割り当てられます。7本の放射線には1〜9までの数字が、9本の縦断線には11〜89までの内の奇数が、18本の横断線には10〜90までの偶数が割り当てられます。さらに各地方(盆地、都市圏、島など)を環状に連絡する道路には91〜99までの数字が割り当てられます。

料金徴収期間

中国の有料高速道路には料金徴収期間というものが定められており、それは通常30年とされています。そのため事業を継続、拡大させていくためには、積極的な投資が必要となります。


有料道路は高速道路だけじゃない

道路の種類

中国の道路には高速道路、一級道路、二級道路、三級道路、四級道路などがあります。高速道路や一級道路は4車線以上必要で、それ以下は2車線となります。四級の場合は1車線でも構いません。

車線の違い

高速道路の距離延長の推移

中国の有料道路は高速道路だけでなく一級道路や二級道路にも多くの有料道路があります。有料道路全体の総延長距離は2015年で164,400キロメートルで、そのうち高速道路は117,000キロメートルで、一級道路が23,400キロメートル、二級道路は22,900キロメートルあります。


高速道路業界の今後

中国の道路の面積に占める割合は、100平方キロメートルに対して15キロしかなく、アメリカの65キロと比べると大きな開きがあります。また道路総延長に占める高速道路の割合もアメリカで1.42%、オーストラリアで2.29%なのに対して、中国では1.16%しかありません。先進国と比較してみても、高速道路網の整備拡張の余地は大いに残されているといえます。2015年時点では高速道路の距離も10万キロ以上に達し、道路総延長に占める高速道路の割合も2.6%にまで上昇しています。


近年の赤字問題

広がる赤字の問題

2015年のデータでは有料道路の収支は大きく赤字に転落しています。有料道路の収入が4,097億元なのに対し、支出は7285億元にも達していて差し引きで3188億元もの赤字を抱えているのです。2010年はまでは収支はほぼ均衡していましたが、2011年から赤字幅が広がりだし、2015年は前年の倍の赤字額と大きく拡大しています。

年度収入支出損益
20102,8592,82732
20113,1793,502-323
20123,2813,846-565
20133,6524,312-660
20143,9165,487-1,571
20154,0977,285-3,188

重くのしかかる債務の問題

交通運輸部公路局の発表では支出額の80%は債務と利息の支払いが占めていて、道路の保守管理や付属施設の建設費などは残りの20%となっています。近年急速に高速道路も含めた有料道路網を拡大させている中国ですが、建設のための債務が収益を大きく圧迫している状況に陥っています。中国は急速に高速道路網を拡大しすぎていて、収益をどのように改善していくかが喫緊の課題であることは間違いないのではないでしょうか。





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最終更新日 2017/01/29
公開日 2004/11/29




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