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上海A株と深センA株が買える証券会社の手数料と取扱い銘柄について



上海市場と深セン市場


はじめに

滬港通(フーガントン)と深港通(シンガントン)という制度がスタートして外国人でも上海A株と深センA株の取引が可能となりました。今回は上海A株と深センA株とは何なのか、B株との違いは何?、A株が取引できるメリットやA株を購入できる証券会社について詳しく見ていくことにします。まずは上海A株が取引可能となる滬港通について見ていき、つぎに深センA株が取引可能となる深港通について見ていきます。



上海市場と深セン市場の位置

まずは上海市場と深セン市場がどこにあるかを地図で確認してみましょう。上海市場は中国の商業の中心地である上海市にあります。一方深セン市場は香港のすぐ真上に位置する深セン市にあります。ちなみに中国の首都で行政の中心地である北京は上海からずっと北の位置にあります。

上海市場と深セン市場の位置


上海A株、深センA株を購入できる証券会社

今回の制度の経緯や仕組み、詳細について説明する前に、まずは上海A株と深センA株を取引できる証券会社と、その取り扱い銘柄数や手数料について見ていくことにします。取引可能な証券会社は以下の3社です。

内藤証券
内藤証券のトップ画像
取引市場(取扱銘柄数)
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A(787銘柄)
0.50%
0.432%(買付のみ最低540円)
0.05% ※1
人民元
片道20銭
深センA(777銘柄)
0.50%
0.05% ※1
人民元
片道20銭
※1 売却時のみ印紙税分の0.1%がプラスされます。

取扱銘柄数は国内1位
とにかく上海A株、深センA株の取扱銘柄数は国内で一番多く、上海A株は820銘柄、深センA株は817銘柄取引可能です。豊富な銘柄数から選びたいならおすすめの証券会社です。

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東洋証券
東洋証券のトップ画像
取引市場(取扱銘柄数)
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A(50銘柄)
0.25%
最低20人民元
0.432%
0.01087% ※1 人民元
片道30銭
深センA(50銘柄)
0.25%
最低20人民元
0.01087% ※1 人民元
片道30銭
※1 売却時のみ印紙税分の0.1%がプラスされます。

東洋証券は国内手数料が内藤証券よりもお得ですが、取扱銘柄数は上海A株が50銘柄で、深センA株が20銘柄とそれほど多くはありません。




楽天証券
楽天証券のトップ画像
取引市場(取扱銘柄数)
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A株(250銘柄)
0円
10万円まで540円、10万円超100万円未満0.54%、100万円以上5400円 0円 人民元
片道20銭

深センA株は取り扱ってはいませんが、上海A株は250銘柄と内藤証券について多い銘柄数となっています。手数料は内藤証券や東洋証券よりも安く設定されています。上海A株でほしい銘柄を取り扱っているなら楽天証券で購入するといいでしょう。

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上海・香港株相互取引スタート

中国の株式市場の種類

中国には上海、深セン、香港と3つの市場があります。このうち上海と深センは本土株と呼ばれそれぞれがA株、B株と二つに分類されています。A株は中国人専用の市場で、B株は外国人にも解放された市場です。上場数では圧倒的にA株のほうが多いです。今まではこのA株には外国人は投資することが出来ませんでしたが、今回の上海・香港株相互取引のスタートにより、外国人でも上海A株に投資することが可能となりました。

中国株の市場の種類

上海A株が外国人でも購入可能に

制度が開始されたのは2014年11月17日で正式名称は「滬港通」(中国語ではフーガントン、日本語ではココウツウと呼ぶ。別名:上海・香港・ストック・コネクト)といいます。この制度では外国人投資家は香港証券取引所を通して上海証券取引所の株式を購入することができるようになります。同時に中国本土から上海証券取引所を通して香港証券取引所の株式を購入することができるようになります。上海証券取引所A株に上場している企業数は1000銘柄ほどありますが、今回の制度で購入できるようになるのは上海180指数構成銘柄と、上海380指数構成銘柄、上海A株・香港H株同時上場のA株で、合計で580銘柄(2017年12月現在787銘柄)になります。

上海・香港・ストック・コネクトの仕組み

上海A株市場の取引時間

上海A株市場の取引時間は日本時間でプレオープニングが10:15〜10:25、前場が10:30〜12:30、後場が14:00〜16:00です。プレオープニングは注文のみ受け付けてマッチングを行わない時間帯です。

対象銘柄 上海180指数構成銘柄
上海380指数構成銘柄
上海A株・香港H株同時上場のA株
(2017年12月現在787銘柄)
取引通貨 人民元
取引単位 100株
取引時間(日本時間) プレオープニング 10:15〜10:25
前場       10:30〜12:30
後場       14:00〜16:00
1日あたりの上限 130億人民元
投資総額上限 3000億人民元(2016年8月16日に廃止)
持ち株制限 1銘柄の発行済み株式総数に対して、海外投資家単独で10%、全体で30%


投資額に制限有り

上海証券取引所への投資額の1日の上限は130億人民元で一元20円で計算すると2600億円になります。また総額も3000億人民元(6兆円)に制限されています。上海証券取引所の市場規模は14.8兆元ほどで日本円にすると296兆円になります。市場全体から比較すると3000億人民元というのはかなり制限された金額だということがわかります。外国人への市場開放に舵を切ってはいますが、大幅な開放にまで大きく舵を切っているわけではないようです。

この3000億人民元の制限ですが、後述する「深港通」の発表日である2016年8月16日に撤廃されました。1日の制限である130億人民元は変わりませんが、投資総額に関する上限はなくなることになります。これまでは上限額に達した場合は売却が迫られることになり、長期保有などの面で課題を抱えていましたが、制限が撤廃されたことでこうしたリスクを気にせずに長期保有をすることが可能となりました。


上海A株取引開始による主なメリット

投資先の幅が広がる

上海A株市場には大学初のベンチャー企業や世界的な企業、中国政府により海外への上場が制限されていたメディア関連や軍需関連の企業がたくさん上場しています。今回こうした企業にも投資することが可能となりました。

小額取引が可能に

中国企業の中には上海A株だけでなく香港市場にも同時に上場している企業も有ります。香港市場では売買単位が2000株からなのが大半なのに対し、上海A株ではすべて100株単位で購入できます。同じ銘柄ならこれまでの20分の1の単位で株式が購入できるようになります。例えば最低単位が日本円で100万円相当だとしたら、20分の1だと5万円から購入することができるようになります。

青島ビールの香港H株と上海A株での最低購入価格の違い
香港H株 上海A株
銘柄コード00168600600
株価43.050香港ドル(602円)40.160人民元(702円)
売買単位2000株100株
最低購入価格86,100香港ドル(1,205,400円)4,016人民元(70,280円)

例えば香港H株にも上海A株にも上場している青島ビールの霊を見てみましょう。2018年2月2日時点での香港H株の青島ビール(00168)の株価は43.050香港ドル(602円)で、最低売買単位2000株だと86,100香港ドル(1,205,400円)になります。

これが上海A株だと青島ビール(600600)だと株価は40.160人民元(702円)で、最低売買単位100株では4,016人民元(70,280円)になります。このように上海A株なら多くの銘柄で少額での取引が可能です。

人民元建ての資産が持てる

香港市場は香港ドル、深センB株市場も香港ドル、上海B株市場はアメリカドル建てで株式を購入します。これに対し上海A株では人民元立てで取引が行われます。つまり人民元建ての資産が持てるわけです。人民元の為替相場は実質的に中国人民銀行が管理しており、アメリカなどからも人民元が不当に安すぎるので、切り上げをしろと迫られています。また中国側も段階的な切り上げを了承しています。このため為替変動による資産価値の上昇も期待できるというわけです。


各証券会社の上海A株の対応状況

内藤証券と東洋証券が取引に対応

中国本土株を取り扱う内藤証券、東洋証券の2社は、いずれも上海A株の取り扱いをはじめていて、どちらもインターネットからも取引できます。内藤証券は今回の制度がスタートしたと同時に、国内他社に先駆けて上海A株の取り扱いに対応し、さらにPCからも注文が出来る体制を整えています。上海A株を取引したいなら内藤証券がおすすめです。東洋証券は当初は店舗からの注文のみでしたが、平成26年12月1日からネットでの取引にも対応しています。ただし取り扱い銘柄数が50ほどと内藤証券の820銘柄と比べるとかなりの差があります。

楽天証券もネットでの上海A株取引開始

遅れること平成28年3月には香港株を取り扱う楽天証券でも上海A株の取り扱いを開始しました。取り扱い銘柄数では内藤証券よりもやや劣りますが、それでも250銘柄の取り扱いを行っています。また内藤証券と同様ネットでの取引にも対応しています。上海A株を取引きしたいならネットでの取引も可能な内藤証券と楽天証券がおすすめです。

内藤証券
平成26年11月17日(月)から開始。PC・モバイル・スマホからの取引も可能。対象銘柄すべて(820銘柄)。手数料は上海B株とほぼ変わりません。為替手数料が米ドルで片道50銭なのが、人民元になり片道20銭になります。

取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A
0.50%
0.432%(買付のみ最低540円)
0.05% ※1
人民元
片道20銭
※1 売却時のみさらに印紙税分の0.1%がプラスされます。

東洋証券
平成26年12月1日から開始。ただし取り扱いは営業店のお客様に対してのみです。平成28年1月18日からネットでの取引もスタートしました。取扱銘柄数は52銘柄と内藤証券と比べるとかなり少ないです。

取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A
0.25%
最低20人民元
0.432%
0.05687% ※1 人民元
片道30銭
※1 売却時のみさらに印紙税分の0.1%がプラスされます。

楽天証券
平成28年3月14日より開始。楽天証券厳選の250銘柄を取り扱い。手数料は香港株と変わりませんが為替手数料は片道香港株15銭なのに対し、上海A株は片道20銭です。楽天証券も内藤証券と同様ネットでの取引にも対応しています。

取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A株
0円
10万円まで540円、10万円超100万円未満0.54%、100万円以上5400円 0円 人民元
片道20銭


手数料なら楽天証券、銘柄数なら内藤証券

各社の手数料は楽天証券が最も安いです。ただし取り扱い銘柄数は楽天証券が250銘柄ほどなのに対し、内藤証券は800銘柄以上と大きな開きがあります。両方に口座を開設しておき、希望銘柄が楽天証券にもあれば、手数料の安い楽天証券で購入し、なければ内藤証券で購入するという風に使い分けてもいいでしょう。


取引銘柄数の多さなら内藤証券


手数料なら楽天証券



深セン・香港株相互取引スタート

深センA株も外国人でも購入可能に

2014年11月にスタートした滬港通(上海・香港・ストック・コネクト)に遅れること2年、2016年12月5日についに深センA株市場の銘柄も外国人が購入できるようになる「深港通」がスタートしました。深港通は中国語ではシンガントン、日本語ではシンコウツウと呼びます。別名は深セン・香港・ストック・コネクトです。こちらも滬港通同様香港証券取引所を通して深セン証券取引所の株式を購入することができます。

深セン・香港・ストック・コネクトの仕組み

取扱可能銘柄数は?

深セン証券取引所も上海証券取引所と同様これまで外国人が購入することができたB株市場よりもA株市場の方が圧倒的に上場銘柄数は多いです。B株市場が49銘柄なのに対しA株市場は2089銘柄あります。圧倒的にA株市場の方が多いことがわかるかと思います。今回の深港通で購入できる銘柄数は深セン成分指数構成銘柄、深セン中小創新指数構成銘柄(時価総額が60億元以上の銘柄)、深センA株・香港H株同時上場のA株で合計で777銘柄取引できます。

上海市場と深セン市場の違い

上海市場はメインボードしかありませんが、深セン市場ではメインボードの他、中小企業ボードと創業ボードがあり、2017年12月時点で構成銘柄数全体で2089銘柄あり、そのうち中小企業ボードが903銘柄、創業ボードが710銘柄を占めます。上海市場が鉄鋼や資源などの重厚長大のオールドエコノミー銘柄が多いのに対し、深セン市場はITやサービスなどのニューエコノミー銘柄が多いのが特徴です。

上海A株市場と深センA株市場の違い

深セン市場の取引時間

深セン市場の取引時間は日本時間でプレオープニングが10:15〜10:25で、前場は10:30〜12:30、後場は14:00〜15:57、大引板寄せは15:57〜16:00です。ほぼ上海市場の取引時間と同じです。

対象銘柄 深セン成分指数構成銘柄
深セン中小創新指数構成銘柄
(時価総額が60億元以上の銘柄)
深センA株・香港H株同時上場のA株
(2017年12月現在777銘柄)
取引通貨 人民元
取引単位 100株
取引時間(日本時間) プレオープニング 10:15〜10:25
前場       10:30〜12:30
後場       14:00〜15:57
大引板寄せ    15:57〜16:00
1日あたりの上限 130億人民元
投資総額上限 なし
持ち株制限 1銘柄の発行済み株式総数に対して、海外投資家単独で10%、全体で30%



深センA株取引開始による主なメリット

ITやサービス業が多い

重厚長大型や資源・金融の大型国有株が主力の上海A株に対し深センA株は民営やIT・サービス・消費関連の企業が多く、うまく住み分けされています。

小額取引や人民元建て資産保有が可能に

最低売買単位が香港市場の2000株から、深センA株の100株になるため少額取引が可能となります。また香港や深センB株は香港ドル、上海B株はアメリカドル建てなのに対し、深センA株は人民元建てなので人民元建ての資産の保有が可能です。少額取引や人民元建て資産保有は上海A株と同様に深センA株のメリットでもあります。


各証券会社の深センA株の対応状況

深センA株の取り引きも中国本土株を取り扱う内藤証券、東洋証券の2社が対応しています。このうちネットからの取引に対応しているのは上海A株と同様内藤証券と東洋証券の2社です。取り扱い銘柄数は東洋証券が20銘柄なのに対し、内藤証券は817銘柄と圧倒しています。深センA株を取引きしたいなら充実の銘柄数の内藤証券がおすすめです。ちなみに上海A株の取引には対応していた楽天証券ですが、深センA株は取り扱っていません。

内藤証券
平成26年12月5日から開始。対象銘柄すべて(817銘柄)。手数料は上海B株とほぼ変わりません。為替手数料が米ドルで片道50銭なのが、人民元になり片道20銭になります。

取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

深センA
0.50%
0.432%(買付のみ最低540円)
0.0821% ※1
人民元
片道20銭
※1 売却時のみさらに印紙税分の0.1%がプラスされます。

東洋証券
平成28年12月5日から開始。取扱銘柄数は20銘柄と内藤証券と比べるとかなり少ないです。

取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

深センA
0.25%
最低20人民元
0.432%
0.01087% ※1 人民元
片道30銭
※1 売却時のみさらに印紙税分の0.1%がプラスされます。

手数料なら東洋証券、銘柄数なら内藤証券

手数料で見れば東洋証券の方がお得です。ただし取り扱い銘柄数が内藤証券が800銘柄以上なのに対し、東洋証券は20銘柄ほどとかなりの開きがあります。投資の選択肢という意味では内藤証券がおすすめです。内藤証券は深センA株、上海A株ともに他社を圧倒する取扱銘柄数です。

内藤証券と東洋証券の2社で口座を開設しておき、希望銘柄が東洋証券にあった場合にはそちらで購入すると使い分けてもいいでしょう。


取引銘柄数の多さなら内藤証券


手数料なら東洋証券



まとめ

滬港通と深港通によりこれまで外国人が購入することができなかった上海A株と深センA株が、外国人でも購入できるようになったわけですが、800以上の銘柄数を扱っているのは内藤証券のみです。はやくからインターネットからの取扱にも対応していて、本土A株の取扱いに特に力を入れている証券会社です。上海A株、深センA株を購入したいなら第一におすすめの証券会社です。楽天証券は上海A株のみで取り扱い銘柄数は250銘柄ほどですが、手数料が安いので、ほしい銘柄を取り扱っているなら楽天証券でもいいでしょう。

内藤証券楽天証券









最終更新日 2018/07/06
公開日 2015/04/12
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