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中国の太陽光発電、風力発電、水力発電、自然エネルギーの比率ってどのくらいなの?




はじめに

有限の化石燃料である石炭や石油にかわり、再生可能エネルギーである水力や風力、太陽光などが日本でも注目されていますが、お隣中国では再生可能エネルギーの比率がどの程度を占めていて、比率は近年どのように推移しているのでしょうか。

そこで今回は中国全体と、中国電力業界大手5社の自然エネルギーの発電容量とその比率について見ていくことにします。



まだまた大半は火力と水力発電が占める

まずは中国の総発電容量と火力、水力、原子力、風力、太陽光のそれぞれの発電容量の推移を見ていきます。中国の経済成長とともに総発電容量もここ数年で大きく伸びていることがわかるかと思います。

しかしながら全体の6割は火力発電が占めています。その割合も2013年の約7割から約6割にまで下がっていますが、火力発電の容量も毎年増え続け、発電容量全体の大きなウエイトを占めていることには変わりません。

発電容量と電源比率の推移
年度総発電容量(万kW)火力(万kW)(%)水力(万kW)(%)原子力(万kW)(%)風力(万kW)(%)太陽光(万kW)(%)
2013124,73886,238
(69.1%)
28,002
(22.4%)
1,461
(1.1%)
7,548
(6.0%)
1,479
(1.1%)
2014136,01991,569
(67.3%)
30,183
(22.1%)
1,988
(1.4%)
9,581
(7.0%)
2,652
(1.9%)
2015150,82899,021
(65.7%)
31,937
(21.1%)
2,608
(1.7%)
12,934
(8.5%)
4,318
(2.8%)
2016164,575105,388
(64.0%)
33,211
(20.1%)
3,364
(2.0%)
14,864
(9.0%)
7,742
(4.7%)
2017177,703110,604
(62.2%)
34,119
(19.2%)
3,582
(2.0%)
16,367
(10.3%)
13,025
(7.3%)
2018189,967114,367
(60.2%)
35,226
(18.5%)
4,466
(2.3%)
18,426
(9.6%)
17,463
(9.1%)



水力発電の比率も下がり傾向

再生可能エネルギーといえば水力や風力、太陽光発電などがありますが、そのうち水力の占める割合は全体の2割弱と大きな割合を占めています。水力発電容量自体も年々増加しており、水力発電も中国国内の重要なエネルギー源の一つとして、開発が進められていることがわかります。



風力発電と太陽光発電が大きなウェイトを占めるまでに

大きく伸びる風力と太陽光

再生可能な自然エネルギーといえば水力だけでなく、風力や太陽光発電もそうです。こちらも近年大きく伸びているエネルギー源です。風力発電容量は今や全体の1割を占めるまでにもなっています。

更にすごいのは太陽光発電です。こちらは2013年度では1.1%に過ぎなかったものが、2018年では9.1%まで拡大しています。太陽光発電が中国国内ですでに大きなウェイトを占めていることがわかります。


太陽光発電は特に天候に左右される

再生可能な自然エネルギーは天候などにも影響を受けやすいので、発電量自体も必ずしも安定したものではありません。特に水力や風力に比べ、太陽光は日照時間により大きく発電量は変化します。

発電容量自体は風力発電も、太陽光発電も2018年度ではそれほど差はありませんが、実際の発電量でみると風力発電が3660億kWhで、太陽光発電は1770億kWhと約倍の差があります。下は2018年の総発電量と各電源の比率の表です。

火力や水力などは比較的安定して発電できます。火力や原子力発電は天候による影響を受けにくいので、発電容量の時よりも全体に占める発電量の割合は高くなります。一方風力や太陽光は、設備容量の割には実際の発電量の割合は少ないことがわかります。

特に太陽光の発電量の割合は、発電容量と比べるとかなり小さくはなりますが、それでも近年大きく拡大していることを考慮すれば、全体に占める割合もさらに伸びていくことが予想されます。

発電量と電源比率(2018年)
年度総発電量(億kWh)火力(億kWh)(%)水力(億kWh)(%)原子力(億kWh)(%)風力(億kWh)(%)太陽光(億kWh)(%)
201871,11750,738
(71.3%)
12,342
(17.3%)
2,943
(4.1%)
3,660
(5.1%)
1,775
(2.4%)



まとめ

ここまで再生可能な自然エネルギーである水力、風力、太陽光発電の全体に占める割合の伸びについて詳しく見ていきました。発電容量で見れば37.2%、発電量でみれば24.8%が水力、風力、太陽光などの自然エネルギーが締めていることがわかりました。

安定的なエネルギー源である火力や原子力発電も大きなウェイトを占めていますが、水力や風力、太陽光などその他の自然エネルギーも伸びており、エネルギー源の多様化を進めていることが伺えます。



※参考資料
中国国家統計局


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公開日 2019/09/21




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